日本の沿岸『なぎさ』の第一人者より学ぶ

日本の海『なぎさ』の第一人者から学ぶ
(財団法人) 土木研究 センター なぎさ総合研究室長 宇多高明工学博士からのご教授
連載ー1


2017年、サーフィンが2020年のオリン ピック大会の正式種目とし選ばれました。私たちが行っている活動ー
海底牧場構想を持ったエコサーフポイントの設置に向けて
に対して率直なご意見を伺うために、堤防を始めとするなぎさに関 しての数多くの実績を持っておられる
 (財団法人土木研究 センター なぎさ総合研究室長 宇多高明工学博士の事務所を訪問しました。

宇多高明博士(文中.; 宇多) 田中俊樹代表(文中; 田中
田中 : NPOアイデアルリーフは、海底牧場構 想を持ったのリーフデザインを行い、今までサーフィンのできなかった岬や海岸に新たなサーフポイントを作ると言う活動を行ってきています。
宇多 : まずね、日本のそうゆういろんなもの を作ろうって気持ちはわかるんだけれども、 作ろうとするときにお金がかかるじゃないで すか 
田中 : はい
宇多 : それはその、、、国民共有財産とし ての海岸に設置されるわけ?
田中 : そうですね。
宇多 : そうすると法的には海岸法という法律 が主になってそれに従わないといけない
田中 : はい。 
宇多 : 港湾とか漁港っていうのはそれは利便性ってのを作る法律は別だけど、今の話はその 通常の漁港とか港湾とか横浜港の防波堤を作 るのとかとは全然ジャンルが違うんですね。
 田中 : そうですね。 
宇多 : 海岸部にやるわけだから。ってことは海岸法でやるっていうときに海岸法の法律の目的が第一条に書いてあるのは、国土保全であると、要するに生命、財産をきちっと守ると、まあそれはそうで、この前の津波に対するそれに基づいてガンガン作っているわけさ、それはいいかどうかは別だよ。で、現在それ法治国家だからその法律に基づい てやれる、、、やらなきゃなんないし、やれることはどうゆうのもがやれるかっていうのは、その技術上の基準ってのがあって、それの中に記載されているものでないと一般的にはできないんだよ 
田中 : そうですね。
宇多 : でも、その中で融合とすれば、僕が昔開発した人工リーフってのがある。そうゆう意味では、全然お門違いの話を言っているわけ ではない。 で、その人工リーフってのは但し、国土保全の ために使うわけで、サーフィンのためにやるという風な目的だと... 
田中 : だめですよね。
宇多 : そう書いてある瞬間に、それはどうかなっていう風に財務は言うわけだ
田中 : そうなんですよね。
宇多 : だから、そのやっぱどうしてもそうゆ う第一義の目的がその、なんだろ、国土保全。 
田中 : 国土を守る。
宇多 : そう、守る。それが副産物的に最初に伺ったように、いろんな利用も可能であると言うセンスでいけば、一番オーソドックスで センスがいいんだよね。 

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